受講の感想

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 駒井先生の講習は昭島のK-Studioでの1度も含めて何度か受けたことがあります。
駒井先生にかぎりませんが、韓氏意拳の教練の皆さんは、その拳の術理の性格上そうなるのかもしれませんが、それぞれ表現や指導の方法がちがっていて、興味深いものがあります。
とくに駒井先生は毎回創意工夫をされていて、笑いあり、驚きありの「受けずに死ねるか」的な内容になっていて、楽しいです。
拳学のエッセンスであるコアの部分を非常に大切にしている韓氏意拳ですが、だからこそいろいろな角度で受講すると発見の連続です。
駒井先生の指導は女性の受講者が多いことでもわかるように、わかりやすく、やさしく、楽しい内容なので、おすすめです。
(東京 男性 Y・Mさん) 


                          


 韓氏意拳のことを本で読み「何だかよくわからないけど、やってみたい」と思って朝日カルチャーセンターでの駒井先生の講習会に参加してからもうすぐ2年になろうとしていますが、未だに意拳のことは何とも説明できない気がします。ただ、練習を通じて自分の身体に向き合うのがどんどん面白くなってきました。

意拳では全て「自分ごと」であり、相手や置かれた環境のせいではない、その時自分がどうあるか、という問いかけがされるように思えます。だからこそごまかしが効かなくて難しいしある意味辛くもある、でもそれこそが韓氏意拳の味わい深さなのでしょう。

意拳の理念を理解できるだろうか?難しそうだなあという不安も最初は少なからずありました。

ですが駒井先生はいつも噛み砕いた表現にしてくれるというか、日常生活での会話のような語りかけをしてくださるので、すうっと自分の中に入ってくるのです。

また「今日は僕をパンチしてみましょう!」とかちょっと普通?の武術の練習らしからぬアプローチの仕方で私たちを意拳の世界に招きいれてくださいます。面白いなあとあれこれやっているうち、知らず知らず「あ、そうゆうことか!」と気付きがあり驚き、その発見でまた意拳が楽しくなります。

駒井先生の言葉はさりげなく深いので、後々ふと「ああ、あの時先生がおっしゃってたのはこうゆう事かな?」と思い起こすこともしばしばあります。「武術なんてやった事ないし、、」とか抵抗を感じる必要は全くありません!

個人的には小さいお子さんがいるお母さんには(忙しいでしょうが)ぜひ韓氏意拳を体験してもらいたいと心から思います。自分のみならずお子さんの身体の事も考えるいいきっかけになるはずです。

(東京 女性 C・Sさん)

  

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 私の職種はセラピストでありますが、韓氏意拳を学んでいると色々な事に気づかされます。今まで私の治療法は膝が痛いのであれば膝だけに注目し治療をしていました。しかし、韓氏意拳に出会ってからは患者さんの足の指、裏、足首からアプローチをして膝の痛みをとっています。
韓氏意拳の練習の際に、自分の足の指、裏、足首、膝などがどうなっているかを注目していたので、それをヒントに治療法で応用できるのでは?と思い、家族に試しながら、実践でも効果をだしております。自分自身の動きに注目し、普段気がつかない所が分かってくる感じですね。自分自身が分かることで他人の動き(症状)も分かってくると思います。
仕事に活かされていると感じております。

(千葉 男性 T・Tさん)

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 韓氏意拳の講習を受け始めて、1年程が経ちました。
毎回、大切なのは状態を掴んで離さないことと指導を受けていますが、そこがなかなか難しく、動き始めるとすぐに動作の方に注目が移ってしまいます。
昨日の講習では、状態に入って動かずにしばらく身体を観察(というのでしょうか?)していました。そうすると、ジワジワと身体が変化しているのを感じることが出来ました。
動いても状態をキープ出来るように、動かない時に状態を把握し続ける練習もしたいと思いました。

駒井先生の昭島での講習は、前後に美味しい中国茶とおやつをいただきながら、お話するのもとても楽しみです。いつもご馳走様です。

(東京 女性 Y・Iさん)

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 韓氏意拳って、聞きなれない名前で太極拳とはどう違うの?ということから韓氏意拳に興味がありました。知人は太極拳を習っていて、フェスティバルの演武の映像をみせてもらったこともあったけど、どうしてもダンスにしか見えませんでした。しかも手首を痛めたり、あちこち故障することも多くて、ホントに身体にいいことなの?という疑問を常々もっていたのでした。
 韓氏意拳は知ってすごく役立ちました。自分の無理なくのばせる範囲までしか手は伸ばさないというのは、『自然な所でいいんだ!』と目から鱗でした。自分は遠くに伸ばす気持ちが強くなりすぎるのか気持ちよく伸ばせるところを通り越してしまう傾向にありました。
 また、よかった型(うまくいったイメージ)を再現しようとしないというのもその後の生活に役立っています。講座を受けた時は実感できなかったのですが、数か月たってからこういうことだったのかな?と思えたのです。人はうまくいった経験をすると、どうしても同じようにしようと思ってしまいます。けれど、それでも成長はそこで終わってしまうとふと気づき、すごいことを教わったのだなぁと思いました。
 単発の講座だったので、なかなか行けないのが残念です。また、駒井先生の講座に参加して、新しいことを発見したいなぁと思っています。(編集記:新宿朝日カルチャーセンターにて受講)
(宮城 女性 N・Kさん)

 

 

 

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 僕が韓氏意拳を始めたのはもともとずっと心理学を習っていた師匠が勧めていたからです。
その頃僕は自分の心をどう扱っていいかわからず、しかも心理学の方もなんだか前に進めなくて自分としては結構大変な時期でした。
なんとなく、「学びだけではなく、体も使わにゃ」と感じて頃にちょうど韓氏意拳を含めたたくさんの武術をしている人達が集う「今を生きる人の集い」が開催されたので、これはいいやと参加したのが韓氏意拳と出会ったきっかけです。
最初はとにかく何をしているのかわかりませんでした。実感という意味においてそこには何もないからです。
でも何故か、これをやっていこうみたいな気持ちになって、かなりマイペースではありますが通える時に通いながらぼちぼち続けています。

心理学というか、心や自分と向き合う上で武術がどういうふうな役割を果たすのかは、全然わからず始めましたけど、今ではそういうものと向き合う上ではすごく大事なことだと感じています。

学びと行は両輪であるというのはなんとなく感じていましたけど、心理学と韓氏意拳を一応自分なりに続けてきて思うのは韓氏意拳は行としてとても有効なアプローチであるなということです。学びを頭ではなくて、身体のレベルまで落とし込むにはまさにうってつけといいますか。頭での理解ってほとんど意味がないというか、理屈や論理だけで学びを進めるとかえって害になるくらだと思いますし。そして韓氏意拳は単に行というだけに留まらず意拳には意拳の学びがあり、これがまた心理学での学びの助けになるんです。

心理学とは言いますが僕が知りたいのはたぶん「いかに生きるか」というこで、それはそのまま韓氏意拳と繋がっていて、僕は韓氏意拳からもまた「いかに生きるか」を学んでいるように感じます。
韓氏意拳の先生方はそういう意味で僕の「いかに生きるか」の先生で、それは僕の心理学の師匠と変わらない。

生き方がわからなくなってしまうような混沌とした世の中ですけど、こういったものに出会えて本当に良かったと思っています。

(大阪 男性 T・Iさん)



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